-紫翼-

用語集




!ご注意!
ネタバレ満載&ネタ満載です。お気をつけ下さい。



アナトール
・名前の由来は、工場へ行ったどこぞのネズミから。
・最初はただの人の良いお兄さん系にするはずが、あの手紙シーンを思い付いた瞬間全く別の方向に走っていった。
・嫌いな奴には平気で下剤を仕込むフェミニスト。
・というか現実でも機械屋さんには紳士が多い気がするのは私だけだろうか。

アラン・デジェム
・セライムパパ。非業の死を遂げるジャーナリスト。
・超絶親バカ。

アレック&クラーレット
・超プライド高い。自分たちが選ばれたものだと思ってる。他はサル。
・名をあげたい! 自分たち天才! みんなぼくたちを称えろっ。
・…ってプロットに設定が書いてありました。これしか書いてなくて、後から見て自分で噴きました。

ヴリュイエール・テラスア(ヴィエル)
・姉御な先輩。
・初めはセシリアという名前の桃色髪の先輩でした。
・その後、色々あって容姿と口調がこちらに残り、名前と性格が分裂して別人になりました。
・根はいい人。

ヴァレナス親子
・キレると何しでかすか分からない恐怖親子。
・この物語の元凶。

エディオ・ギルカウ
・初期設定から名前変更王。『エトル』→『エルト』→『エディル』→あっ、その名前苦ミカンで使ったじゃん!→『エディオル』→長えよ→『エディオ』
・逆に雰囲気はそんなに変わってません
・もしスアローグがいなかったらこいつきっと一章ではあんな空気な人間ではなかっただろうなあ。
・一章のあの空気っぷりにも関わらず、一章完結記念の人気投票で複数票をかっさらっていった侮れない男。
・二章では女子寮に忍び込むという学園モノのお約束をやってのけた。
・実は勉強するときのみ眼鏡をかけている…という裏設定があったのだが、見事にその描写をする暇がなかった、というか作者が終盤までその設定を忘れていた(カキーン)

キリカ・ヴァレナス
・学園長の母親。
・グラーシア学園を主席で卒業後、セトルドを連れて田舎に引っ込む。

キルナ・ディーンミル
・双子の姉貴。
・セライムの保護者という胃の痛くなる仕事を甘んじて引き受けた偉人。

グラーシア
・ヒキコモリの都市。

グラーシア学園
・制服は幼学院が深緑、中等院が紺、高等院が濃紅。これに白いケープと黒いスカートまたはズボン、同色のブーツがくっつきます。
・本当は全部白にしようと思ったんですが、なんか男がホストっぽい気がしてやめました。汚れも目立つしね。

グレイヘイズ
・レンデバーの小間使い。
・悩めるサラリーマン。そろそろ結婚したいお年頃。
・紫翼きっての常識人かつマトモな人格を所持しているためか、全編通して大変お疲れな役目を背負うことになる。
・いつかオー人事に電話しそうな人物である。

グロウディッド(グリッド)
・本名と呼び名が別になってるのはキヨツィナ大陸出身の人に多い設定です。
・嫌なヤツのステレオタイプとして作った筈が、頂いた感想の大多数が『かわいい』で占められた。
・眼鏡をいじるのが趣味。
・酔っぱらうと性格が崩壊しそうな感じである。

シア・ルーン
・暴走少女。
・ちょいキャラの筈が、毒舌ぶりの為かよく感想を頂く。
・猪突猛進だが、人を見る目は確か。
・作者は密かにグリッドと合わせてメガネーズと呼んでいる。

シェンナ
・最初から真実を知っている組で唯一の常識人であるため、性格的にアレな人たちのお守りを一手に引き受けることになった悲劇のヒロイン。
・セライムやエディオを見ても暫く何も気付かない辺り、割とお茶目さん。

ジェムス
・通称警視院のお兄さん。
・貧乏クジをひいて酷い場所に、それも最悪の時期に配属された新米警視官。
・グラーシアの天才たちと戦う正義の味方、そして苦労症。ユラスにまで哀れまれている哀れな人。
・こいつ主人公で警視院サイドから書いても面白かったかな、と完結後にぼんやりと考えたりした。

初期設定
・作者が中学生時代に初めて考え出した紫翼の物語設定。現紫翼の原型となっている。
・でももう当時の設定はほぼ跡形もなく吹き飛んでる。
・舞台は、大人たちが争いごとで殺し合い、子供たちだけが生き残った村。
・子供たちは極度に大人を恐れて外界との交流を絶つが、主人公ユラスが村から抜け出して旅にでる。
・で、ユラスは学園長に出会って学園に入学(ここからやっと今の紫翼に繋がってくる)
・でも話の芯はあくまで村にあり、長期休業期間中に村に帰ったユラスと村の子供たちとの話が中心だった。
・故にエディオ・セライム・スア・キルナ・チノは全員元々村の子供設定。スアローグ以外が家族の問題を抱えているのはその名残。
・なんでそれが学園モノになったかというと、単に学園長が気に入ってもっと出したかったから(オイオイ)
・ものすごい暗い話だった。登場人物がバタバタ死にます。確か最後に村人で生き残るのはユラスだけだったような…。

紫翼
・本編タイトル。
・残された人々の物語。
・記憶喪失の主人公が差出人不明の推薦状により学園へ入学、知り合う親友、立ちはだかる困難を乗り越えて人間的に成長していく青春学園ドラマである。
・そして最終的に主人公は中退して海外逃亡する(カーン)
・苦ミカンと違い、割と終盤までいかないとタイトルの意味が掴めない困った話。
・『起章・一章・二章・末章』という四部構成であるが、執筆前、内容的にもう『起章・承章・転章・結章』でいいんちゃうかとか一瞬考えた。
・書きたいもの全部詰め込んでしまえ、と自重せずに書きまくったら、本当にヤバい長さになってしまった。反省。

スアローグ・クシュラマ
・日常パートの象徴。
・名前の由来はツバメ『スワロー』より。最初はそのまんまでしたが、言いにくいのでちょっと変えました。
・絶対こいつ将来ハゲる、という確信が作者には何故かある。
・本編を書き出す直前まで出すか出さないか悩んでいたキャラ。こいつのいない紫翼はまたちょっと変わってたかもなあ。
・不幸大賞。最も一般的てぃーんえいじゃーな彼にとってこの話はちょっと刺激が強すぎたのかも。
・末章ではシリアスな空気の中、一人大スペクタクルを繰り広げていた人。

セシリア・オヴェンステーネ
・体は子供!頭脳は大人!そのn(電波障害)
・グラーシア学園に入学後、若干五月病になったがなんとか乗り越えた。

セシルス・オヴェンステーネ
・ひきこもり、そしてロリコン

セト
・紫の鳥。その正体は紫なる根源の一部。

セトルド・ヴァレナス
・黒幕のくせにオープニングで既にこの世から去ってる人。
・元祖ヤンデレ。
・割と色々最悪な人物である。

セライム・ユルスィート
・本編ヒロイン。色気の足りない美人。
・……つーかセから始まる人多いな、この話。
・名前の由来は初期設定から金髪のイメージだったので、最初『ライム』と名づけ、でもそんなに明るい子でもなかったのでもじりました。
・や、初期設定では人見知りで自分の意見言えない鬱っ子だったもので。
・そう考えると性格は本当に正反対になったなぁ。
・料理オンチっぷりを母親から、猪突猛進っぷりを父親から受け継いだ凶悪ヒロイン。
・初期設定では途中で髪をバッサリ切ってしまうなんてシナリオも考えてました…が、結局決意の髪切りはセシリアに譲ることに。

ダルマン
・ドS。
・気がついたら重要人物パート1。
・チョイ役で出すはずが、ズケズケと物を言う性格が災いして(?)いつの間にか主要人物ばりに出没していた。
・上司たる学園長まで馬鹿呼ばわりするツワモノ。
・紫翼における紫の根源の第一発見者。発見当時、つまりコイツが若いころの話はまた別のところで語ることが……あるような、ないような。

チノ・ディーンミル
・双子の妹。
・本当は双子関係でもうちっと話を展開させようと思っていたのだが、正直それどころではなくなってしまった。ごめん。

ティティル
・古本屋の息子。
・気がついたら重要人物パート2。
・紫翼に珍しい心身共に健康的な男子。
・将来的には多分ゴツくなると思われる。

ドミニク
・ユラス同様、紫の力を得るはずが、セライムパパが誤って撃った銃弾によって機械が故障、失敗作となる。
・こいつとユラスが魔術使って戦うシーンとかも考えたが、想像すればするほどスーパー○イヤ人にしか見えなくなったのでやめた。

ハーヴェイ
・特技:愛のパンチ
・古本屋のオヤジ。
・学園長の過去を知る数少ないオヤジ。
・ちゃっかり美人の嫁を貰ってる油断ならないオヤジ。
・なぜか人気投票で複数票が入ったあなどれないオヤジ。
・若い頃はスリムだったがきっと嫁のウマいメシで今の体格になったに違いないオヤジ。

フェレイ・ヴァレナス
・物語の真相を知っていた裏主人公。
・紅茶を燃料に動きます(嘘)
・あんなに紅茶飲んで絶対トイレ近いよなあとか考えながら書きました。
・自宅欲しさに学園長になった男。
・名前の由来は遠藤周作『沈黙』より、フェレイラ司祭。いえ、別にこの人がモデルになったわけじゃなく、ただ名前が気に入っただけなんですが(…)
・ちなみにヴァレナスの由来は……じ、実はこいつの父ちゃんが黒幕だってことが終盤まで『ばれない』ようにって(銃声)
・善人でもなく、悪人でもない人。
・顔は母親似。
・ヤンデレっぷりは父親似。

ヘイルマン
・本編では学園長と理事長の会話中のみにでてくる高等院の晩年平講師。
・理事長と故郷が同じ。
・ぶっちゃけビジュアル的には完璧に安西せんs(電波障害)

ヘリオート
・色々と残念なエディオパパ。

星に願いを
・二章タイトル。
・登場キャラが多すぎで主役が食われそうだった(実際食われてた)章。
・作者的に最もしんどい章だった。終盤執筆時、喫茶店で4時間粘ったのに一行も書けなくて泣きそうになったのも今となっては良い思い出。

ボルドゥ
・医者のオッサン。体臭はヤニ。
・古本屋、学園長とこいつを合わせて過去編三人衆。全員ハ(バ)行で始まるとたった今気付いた(…)
・学園長の看病という史上における最難事をやってのけた偉人。そりゃヘビースモーカーにもなりますね。
・性格的に書きやすすぎて困った人。お陰で末章の序盤では古本屋の出番をごっそり奪うことに。

マーリア・オヴェンステーネ
・『オヴェンステーネ』という単語は、中学生時に聞いた合唱曲『Hallelujah!』の途中にそんな単語が聞こえてきて良い響きだーと思ってつけました。
・…が、実際の歌詞を見ると『For the Load God omnipotent reigneth』『ふぉーざーろごっおにーぽてんれーいねす』。この『ぽてんれーいねす』の部分だったんだけど……あれ、大丈夫かな、私の耳。

マリンバ
・フローリエム大陸にある工業都市。
・別の時代の話にも多分また出てきます。
・ミラース版秋葉ば……いえ、なんでもありません。

ミューラ
・グラーシア学園の保険室の先生。眼鏡でボインなのはお約束……いえ、なんでもございません。
・古本屋の嫁。
・話に絡んでくるのは二章も終盤からだが、起章一話から出てきてるといえば出てきてる息の長い人。
・学園長の命の恩人にして紅茶狂いの元凶。

モーシュ
・妖精族の少年。
・本来は別の時代の物語で主要キャラになる人でした。
・が、マリンバのプロット練っているときに妖精だすかーということになり、急遽出張して頂きました。
・本編では触れられていませんが、ちゃんと女王補佐の位についてるエリート君だったりします。
・にしては情けないキャラ。

ユラス・アティルド
・真相を何も知らなかった表主人公。
・一人ボケ&一人ツッコミの我らが貧弱主人公。甘党。
・ショーケースに入ってるケーキを全種類一個ずつ買うのは作者の夢でもあります。
・バカではないが、アホ。をコンセプトに書きました。
・特技:人の話を寝ながら聞く
・記憶喪失という影のある主人公における王道設定をつけた筈なのに、なんか違う方向に走っていってしまった。まあ本当は記憶喪失じゃなかったわけですが。
・なんだか色々やらかした風を装って実際全く何もやっていませんでしたという事実が発覚する、ある意味本当に情けない主人公。
・ここ一番の大切なときに限って、ほぼ確実に寝ている。
・最終的に放浪の旅にでたといえば響きはいいが、実際は単なる国外逃亡である。
・名前の由来は実はユリウス・カエサルのユリウスだったなんて今はもう誰にも言えません(チーン)

ライラック理事長
・なんとなーく出して人の良い理事長として活躍させるはずが『ぶっちゃけ年下の上司とか嫌だった』とかほざき始めて困った人。
・この人を書いていると、本当にこの話は青春学園ものなのかと不安になる。
・いや、すごく書きやすいんですけどね。こういうオッサン。

リュナ
・エピローグにでてくるユラスの最後の弟子。
・紫翼とはまた別の話へのフラg……いえ、予定は未定です。

ルガ
・必殺仕事人。

ルーシャ
・エディオ母。エディオを身ごもって研究所を逃亡するも、廃人にされてしまう。
・ある意味一番色気があった人。

レーヴェヴォール
・末章タイトル。
・元はドイツ語。日本語訳ではよく『告別』とされています。ベートーベンのピアノソナタが割と有名。
・話の2割くらいしか主役に出番を許さなかった伝説の最終章。
・最もユ○ケルの力を借りた章。

レイン
・最初はセレアという名前でしたが、セライムやらセシリアやらがいてもうお腹一杯だったので変えました。
・本当は主要キャラの筈だったけれど、学園長だのダルマン教授だの、教師陣で他に思い悩む人間がいた為に存在が掠れてしまった。ごめん。

レンデバー・ロッキーニ
・大総統子飼いの諜報員。
・我儘大王。グレイヘイズの胃痛の種。
・最初はエンデバーという名前だった。でも『ロケットかよ』と思い直し、ちょっともじった。
・普段の仕草はまるで女子高生。




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