-Bitter Orange,in the Blaze-

苦ミカン用語集



ネタバレがあります。ご注意下さい!

あたたかな雨/章名
・四章タイトル。
・セルピの探していたもの。
・気がついたら16話でこんなに長くするはずじゃなかったと一番叫びたい章。書いてしまってから、クリュウの過去話を5章にもってくるんだったと舌打ち。こういうところから作者のプロットの適当さが伺える。
・よくよく考えれば主人公キャラの二人もの過去が語られる濃ゆい章。

アッシュ(8歳)/人名
・誰?とかいわれそうだけれど、クリュウが助けた男の子。彼の命を戻したことによってクリュウは精霊界を追放される。
・その後アッシュ自身は行方不明。え?どこいったか?まあ……いつの日か、ね。(微笑)

イシュト・フィン・エキュラル(25歳)/人名
・セルピことフィープ元専属の家庭教師兼ボディーガード。
・あまり良い家の出ではないが、才能だけでエスペシア家の令嬢の専属お付となったというよくよく考えればすごい人。
・作者の作る人間にしてはありえないくらいに純情。きっと後にも先にもこんなキャラは少ない。希少価値高し、あなどれないキャラである。作者の性格がひん曲がっているが故に。
・あのスイにまで『趣味がやばいんじゃないのか?』とツッコまれる際どい人。

イラルア・アレクサンドリア(20歳)/人名
・細く儚く、をモットーに。彼女の死でアレクサンドリア家は絶えたとされる。
・あんなところから伏線かよー、という感想を沢山頂きました。うん、なんていうかあのスイとクリュウ初登場シーンではどこまでイラルアを印象付けるかで結構迷ったのですが。今考えてみるともう少し伏線っぽい文章沢山いれてもよかったかもしれない。まあ書いちゃったものは仕方ないか!(最悪)

ウッドカーツ家/家名
・この世界を征服している貴族の家。まあ織田信長が天下統一しちゃった感じ?(きくな)
・家の人は初代の家長にあやかって瞳の色が皆真っ赤だそうな。この話ではあんまり出張ることはないですね。
・その上エンディングではあっさり滅ぼされたことがさらりと書かれているあたり、影が薄い上になんか虚しい。
・いや、別の時代の話では超重要要素になるんですよ。別の話では!(はいはい)

「うっさいわね、人間に羽根が生えた程度の分際で」/セリフ
・本編序章より、クリュウに向けられたピュラの一言。
・彼の行く末を暗示した記念すべきセリフ。
・個人的にピュラのお気に入りセリフの中で一位二位を争う。(…)
・きっとここまで妖精をコケにした小説を書くのも私ぐらいだと思う。ごめんなさい(倒)

エル・プロジェクト/計画名
・ヘイズル&ファイバーを生み出した恐怖計画。
・これに育てられて生き残った面々はウッドカーツ家の直属お抱え兵士に。だがヘイズルだけが逃走。
・それにしてもヘイズル&ファイバーというと、ビグウィグとかブラックベリとかもいそうですね。いないです。
・天才を人工的に作り出すとろくなことがないという良い例。

カラノア/地名
・イザナンフィ大陸東部にある大陸で最も大きな港町。
・本当に小説の合間にちらっと地名だけだしたにも関わらず、あちこちから反響を頂いてびっくりした。
・管理人が中3のときに受験間際に鬼の顔をして一気に書き上げ、約5ヶ月ほど限定公開した本当の『First Mlarth story』、『Brown Leaf』の舞台。
・が、あの話はもう恐ろしくて読み返すことができなかったりする。どうしましょうかね、この話。再びネット上にあげるとしたら多分リメイク版で超設定とか話とか変わってしまいそうなんですが。(カキーン)
・ちなみに。苦ミカンで章が終わるごとに太文字でタイトルいれてるのはこの小説と共通。っていうかこのBrownLeafでなんとなく章の終わりにタイトル入れてたら気にいってしまってそのまま採用。

クリュウ・ニルア・グ・エフェランス(114歳)/人名
・スイと共に旅をしていた妖精。
・114歳だけれど、ずっと妖精の村で過ごしていた為に全く世界を知らなかった。300年の精霊界追放を言い渡されて現在は世界を放浪中。
・不幸の代名詞、哀れな妖精。投げられるはハエタタキで殴られるは女装させられるわ羽根はもげるわで本編中一番災難な人。
・六章執筆当初、本気で女装したときの名前はクリュコでいいんじゃないかと思っていた。
・39話では何気に彼が酒瓶の山の中で一晩放置されたということを忘れてはならない。
・妖精族は耳のリングピアスの色で身分がわかれているという裏設定があったり。クリュウはゴールドで一般階級。女王補佐がプラチナ、女王がパール。昔オニキスと呼ばれる真っ黒なピアスをしていた妖精もいたけれど、この時代にはもう消えている。まあ、その辺は色々と別の時代の話で。
・本当はもうちょっとクールな性格にしようと思っていたなんて裏話をここでこっそり暴露してみたり。
・が、そんな彼のクールさもピュラの破壊力には勝てなかった。序章執筆時点で完璧に性格変更決定。ごめん(チーン)

クレーブ(29歳)/人名
・治安最悪な海を駆け抜けるリベーブル号副船長。といっても彼が船長の仕事をしているといっても過言ではない。
・本編中、いつの間にか重要キャラにのしあがっていた人、その1。
・何気に辛い目にあっていたりもするが、あんまり気にされてない。ある意味不幸。

黒き天使の刃/道具
・拳銃の意。
・古代の技術を再現して造られた最新兵器。
・貴族のトップクラスか闇の人間の一部しかその存在を知らない。
・のくせにファイバーはばかばか使ってる。ヘイズルもね。まあ奴らはウッドカーツ家お抱え兵士ですから。
・この時代はあんまり銃ネタが使えないのですよね。もうすこし後の時代に話になれば沢山でてくるのですが。
・後になってから作者は自分で作ったくせにこの単語を見るたびに『ざっん〜こ〜く〜な天使のテ●ゼ♪』と無意識に口ずさんでしまう。(…)

コープル(18歳)/人名
・反乱軍の一人。仲間に誘われて脱走を試みるも、決断することができずにアゼルに殺害される。
・実はもっとちょこちょこでてきたはずだったんですがね。他のキャラに押されて出番は少ない。

孤高の銀髪鬼(享年22歳)/人名
・本名をクォーツ・クイール。
・最強の剣士と謳われた伝説の剣使い。
・最終的にスイを逃がすために炎の中で自害することになる。
・もしかしたら苦ミカン史上一番性格が二転三転した人かもしれない。
・話の冒頭に出てきてエピソードを展開させるものの、前半では一時作者ですらその話題を半分忘れ……ゴフゴフ。
・初期設定では孤高の銀髪鬼はスイ自身でした。でもスイ銀髪だったらバレバレやんということで、設定変更の結果がこんな感じ。
・まああの弟にしてこの兄という感じである。
・だがどうも料理の腕はからっきしらしい。

白花祭/祭りの名前
・本編三章より。コラソンの町で行われるカップル作っちゃいましょう大作戦。
・クリュウ氏の悪夢のはじまり。

真実と、現実と――/章名
・最終章。
・受験生紅崎奮闘記録(笑)
・色んなところで涙がでてきた話だったが、作者は別の意味で泣きそうだった。終わらない終わらない。結局20話の大長編。
・夏休みまでに終わらなかったら本気で浪人すると思い根性で6月末に書き終わる。
・書いた後の感想、『二度とこんなもの書くかチクショウ』

スイ・クイール(19歳)/人名
・本編裏主人公。根暗というどうしようもない性格がたたって主役をピュラに奪われる。
・一人にしておくとひたすら暗くなるので、適度に誰かと絡ませなきゃいけなかったという困った人。
・寝癖ビンビン服ボロボロで平気で外にでれる神経の所持者。クリュウやピュラがいないと外見は大変なことになっているかも。
・なんていうか書く前のイメージはもっと硬派だった気がする。きっと全ての元凶は料理好きという設定追加から。
・いつのまにか『そうか』『そうだな』『ああ』が口癖になってしまっていた。何回このセリフ言ったんだこの人。
・幼い頃に兄の料理を食べてからは身の安全確保の為に独学で料理研究をするというある意味ものすごい偉業を成している。
・クイール家の家事担当。
・実際ピュラよりも手先が器用である。
・ついでに人気投票では一位を爆走し続けた。やっぱり料理はポイントが高いのか。

スイとクリュウ/人名
・この二人の名前に由来はないが、『スイとクリュウ』という響きがどこかで聴いた感じと共に良いなーと思ったのでそのまま決定。
・実はそれが後に『トムとジェリー』と同じ響きだったことに気づく。

精霊/種族?
・森の奥深くにすみつくものたち。
・この時代の連中くらいなもんです、こんなにまともに精霊の姿が見れるのは。
・クリュウの親戚。
・精霊を束ねる女神がこの世界の守護神でもある。

スゥリー(45歳)/人名
・イラルアの従者。
・ウッドカーツ側の人間で唯一心から彼女を心配していた。
・あっ、イラルアに従者っぽい人が必要じゃん!と思ってぱぱっと作ったにしては思ったより人気がでたキャラ。

セルピ(14歳)/人名
・本名はフィープ・セル・エスペシア、エスペシア家本家の一人娘。
・母を早くに亡くしている。
・姓はなし。主要メンバーのひとりにして最年少、実は相当な美少女で絹のような肌に漆黒の髪……なのだが、あんまり強調されてない。
・最初、主役メンバーはピュラ・スイ・クリュウの三人だったのだが、プロットを書いてるうちに『これはちょっと男臭すぎだ』ということであっさり追加。
・最初は『セラフィム』という天使からとった名前だったが、長いということで『セラフィ』に変えたら今度はなんか言いにくい。んじゃ『セルフィ』……ん?どっかできいた……FF8かよ!チクショウ、だったらちょっともじって『セルピ』だ!というとんでもない名前の決め方をする作者。(…)
・無邪気に天然ボケをきめているが一瞬これは確信犯なのでは、という表情も垣間見せる実はあなどれないキャラ(滅)
・博識でその気になれば憲法だって暗唱しちゃうものすごい頭脳の持ち主。

橙色の記憶/章名
・八章タイトル。
・過去話に丸々一章使うという豪華っぷりなスイの過去。孤高の銀髪鬼が以外といい人だったという感想をチラホラ頂きました。
・あの章の各話タイトルは1話と最終話を除いて全て植物の名前。本文ページにタイトルの横にそえてある日本語は花言葉だったりする。これの為にせっせこ花言葉サイトを詮索する作者の姿があった。(笑)でも微妙に間違っている可能性もあるのでそこはまあ許して、ということで。(…)
・ひたすら夕暮れの描写が続いた章だと思う。
・そういえばこれ書いてるころからだ、本格的に苦ミカン完結が間に合わなくて授業中に本文を書き始めたのは(最悪)

ティント・レスト・ア・ルーゲン(114歳)/人名
・クリュウの姉でもあり妹でもある存在。 ・クリュウとは誕生日同じです。妖精は皆既月食の日に女王の魔法で生まれるので。
・名前の由来は『淡い色』『tint』から。そんな由来にしちゃ随分元気な性格ですが(笑)
・もうちょっとだしたかったのですが、まあクリュウと共に別の時代の話で語れればな、とか思ってます。いつになるのやら(汗笑)

ディリィ・フォルセルカンネ(26歳)/人名
・ピュラの師でありリエナの友人。気のよいお姉さん。
・もしかしたらヘイズルと戦わせても対等に渡り合うんじゃないかという不安は作者の胸の中だけに留めておこうと思う。
・苦ミカンキャラには珍しく両親共に健在、なおかつ仲が良い(笑)
・実は初期設定では既婚者だったりした。
・初期設定での夫はメガネで優しげな人のいいお兄さん。夫婦でピュラの師匠やってたんだっけかな?でもそうするとまたキャラが増えるということでカットされてしまった。ごめん。
・書いててかなり楽しかった。相方さん曰く、彼女とその家族のノリが普段の作者にそっくりらしい。(カキーン)

テスタ・アルヴ(17歳)/人名
・海を駆けるリベーブル号の若き船長。
・首にまいた真っ赤なバンダナがトレードマーク。
・『蒼き海の根源』との契約を結び水や風に関する人の力を超えた力を扱うことができる。
・父と共に乗った船が難破、当時のリベーブル号の船長に唯一救い出されて生き延びる。
・実は後半を書き始めたときの一番の不安がこの人。終盤にかけて出番が少ないんじゃないかと心配だった。
・そうしたらフェイズの友人っていう役柄が激しく威力を発揮、心配は杞憂に終わる。
・つーかキャラのバランスの為にいくつかシーン削るにまで至ったんですがこの人。
・こういうのんびりおっとりしたキャラは私の中での癒し。いつもやかましい連中を書いてるので(笑)
・ついでにいえば数少なき髪の長い男子である。

ナチャルア/地名
・生を司る古代の遺跡。
・喋るシカさんがいる遺跡。
・本当はミラースには沢山の遺跡があったが、戦争やらなんやらで破壊されたところも多い。その中でナチャルア奇跡的に残っている。
・この遺跡の存在の意味を語ろうとすると多分ミラース全10作語らなきゃいけない。そのくらい実は重要な遺跡だったりする。
・が、本編ではちょろりと出現だけ。

ナナクル・ナチャルア(13歳)/人名
・ナチャルアの守人。
・実直で生真面目、思い立ったら一直線。
・そういえば具体的な年齢をだしていなかったけれど、彼女13歳。
・最初は主要メンバーの一人で、ある程度ちょこちょこ話の中に入ってくるキャラだったのが、やっぱり大切な遺跡の守人が遺跡から出ちゃアカン、ということでサブキャラに。
・でももうちょっとだしたかったというのが作者の本音だったりする。

苦ミカン/タイトル
・Bitter Orange, in the Blaze.があまりにも長すぎるということでアッサリこんな略称がついてしまった。
・作者としては『にがみかん』と発音している。だって『くるしみかん』はやっぱりアレですし。(笑)
・でもあんまりおいしそうではない。
・こんな名前でシリアスですっていってもきっと誰も信じてくれない。でもあんな長ったらしいタイトル一々書いてられない。世の中って理不尽だ。(そんな)
・この物語は登場キャラが伝説の苦いミカンを口にくわえながら黄昏を疾走する壮大な冒険ファンタジーである。(嘘)

苦ミカンお茶の間劇場/タイトル
・一時期こっそり日記でアップした苦ミカン小ネタ集および昔話パロディ。
・変にテンションが高かったときに一気に書き上げてしまった。
・どうしようもない話ばかりだった。作者的に白雪姫パロが一番お気に入り。(笑)

眠れる聖樹/物体
・この世界のどこかに眠っているという樹。
・幾人もの神がその中に封じられているらしい。
・ミラースシリーズのロゴマークも眠れる聖樹である。
・その樹の中に抱くのがかの伝説の宝石アレキサンドライト。
・葉っぱはついてないみたいである。(笑)

ハエタタキ/道具
・ハエを叩く道具。
・むしろ妖精タタキと化してしまった伝説の武器。
・これからもミラースの妖精たちは時代を超えてこの恐怖の武器の餌食になるのだろう。アーメン†

ハルプー/人名
・ハルリオに紅崎がつけたニックネーム。元の雰囲気ぶち壊し。
・ハルプー♪プップルプー♪などと決して歌ってはいけない。

ハルリオ・イム・クザナンハ(23歳)/人名
・美形。
・やたら美形。
・金髪隻眼正統派美形。
・いや、決して美形以外に特徴がないわけではない。(笑)
・元々孤高の銀髪鬼の相方をやっていた。
・セルピと同じく実家は貴族。
・もうちょっと後の時代に生まれてたら人生も性格も変わってただろうこの人。
・もっと落ち着いて平然とした空気の人のはずだったのが、どこか狂気を帯びてしまった。誰の責任だ。(アンタだよ)

Bitter Orange, in the Blaze./タイトル
・本編正式名称。
・ちなみに作者的に訳すれば『苦いミカン、炎の中(炭化)』…ではなく、『強いひかりの中の橙色』である。
・だがとても長すぎてわざわざ全部書く気にもなれない困ったタイトル。
・元々『紅』の話の番外編として作られた。短い話だったはずが肥大化しすぎた。
・そうだよ、元々この話は80話で終わるはずだったんだ。
・150話とかいってるけど実際151話あるのはちょっと詐欺か。
・『紅』の話では苦ミカンとリンクしてる部分が多々ある。もちろんピュラやスイはでてこないけれど。
・それにしても話の構成上ものすごくあらすじが書きにくい話である。作者も困った。紹介して下さる神のような方々も大変だったと思う。すいません。

ファイバー・ミグ・ファレルーン(28歳)/人名
・エル・プロジェクトで生き残った連中の一人、作中で一番人間かどうか疑わしかった人。
・ちなみに名前の由来はヘイズルと共に『ウォーターシップダウンのうさぎたち』から。ヘイズルの弟で、危険予知や未来予想をばんばんしながらヒステリックにわめくものすごいウサギの名前から。でも原作じゃこんなに性格歪んでない。
・実はコンプレックスの塊だったのかもしれない。
・美しく黒光りするこげ茶色の髪。つまりゴ●ブリと同(電波障害)

フィープ・セル・エスペシア(14歳)/人名
・セルピの本名。
・貴族中に名前が知れ渡るほどに可憐な娘だったらしいが、本性があんな天然ボケだなんてやっぱり世の中理不尽だ。

フェイズ・イスタルカ(19歳)/人名
・ピュラの生き別れた腹違いの兄。医者の息子で家を飛び出してきた。
・本編中で最も曲者な青年。といっても彼のような性格の人は書きやすいので作者のお気に入り。
・実は初期設定は貴族の放ったスパイでした。……が、話が混乱するだろうということで、プロット段階で役柄変更。
・確か最初は『キフェル』という名前だったんだっけかな。それがなんか収まりが悪い、ということですごく悩んで。しっくりくるものがなくて。そんなときにぼんやりと昔のファイルを漁っていたらでてきた最初の方だけ書いてボツにした小説のサブキャラの名前をそのまま拝借。
・フェイズのスペルは『Phase』で実はピュラ『Pyrrha』と頭文字が同じで伏線……っぽいものもあったのだけれど、使いどころがなかったという非常に虚しい設定に終わる。がくり。
・奴がカジノで遊んでるシーンもあったはずが、見事になかった。いれる暇がなかった。単に忘れていただけ、ともいうけれど。すいません。

フレア/シルフレア(享年16歳)/人名
・よくよく考えればこの話、頭に『フ』がつく人多いなと思う。
・そんなことはさておき、スイの記憶の中の人。
・若草色の長い髪、というのはこっそりピュラとの対比。
・どこにでもいるような町娘。
・レムゾンジーナが滅びたときに殺される。
・シルフレアはやっぱり某ウォーターシップダウンのうさぎたちより。確か昼食の意だったかと。普通に綺麗な響きだなーと思って。

ヘイズル・オルドス/ヘイズル・ミグ・レザーブライト(32歳)/人名
・本編の全てを企てた人。彼のお陰で世界は一気に革命に向けて動いていくことになる。
・何通か『本当に人間ですか?』という感想を頂いた。
・ヘイズルの名はウォーターシップダウンのうさぎたちの主人公から。ハシバミという植物の名前だそうな。あの小説、話自体もおもしろいけれど何より一番の魅力は主人公ヘイズルの人使い(ウサギ使い?)のうまさだと思う。
・某相方に『メガネかけてるかと思った』という感想を頂きましたが、断じてかけておりません。ついでに彼女のそんなヘイズルイメージ図まで頂いてしまったが……まあ私の心の中だけにしまっておこうと思う(笑顔)
・もう少し悪役系で良かったかなあとも思ってます。

ピュラ/ピュルクラリア・サラクェル(16〜17歳)/人名
・我らが主人公、色んな意味で無茶苦茶な爆弾娘。
・大物貴族に向かって平気でタメ口。敬語は多分使えないなこの娘は。
・流浪の旅人、スラム育ち。
・なんだかんだで主要キャラでクリュウをのぞくと二番目に背が低い。
・ピュラという名前の由来は一時期どんなんだったか作者すら忘れてたが(最悪)ギリシャ神話の神の名前から頂いていたり。確か炎を司る女神だったかな?サラクェルはそのまま天使の名前から。
・ところで彼女、一章でわざわざハエタタキを町で買っていたんだろうか。そんなシーンを完結後にぼんやりと夢想した。素で噴いた。
・ものすごい豪酒。
・初期設定ではもっとギスギスした娘だった。
・きっと今の無茶な性格にはディリィの影響が強いのではないかと思う。

マディン大陸/地名
・アレキサンドライトによって吹き飛ばされた巨大大陸。
・実はこの世界、その半分を既に失っていたりする。南へ行けば北のはじっこにでるけれど、西に行っても最後は嵐の海に阻まれるだけ。さて、そんな誰も近寄れなくなってしまったマディン大陸。中に住んでいた人々はもう絶滅してしまった……はず。(うふふ)

ミラース/地名
・世界の名前。ついでにいえば私の創作の大半はこの世界での話である。苦ミカンはその一端にすぎなかったりする。
・なんでこの世界があるのかとかの謎は全10作全て読めばわかる仕掛けになっているはずが、あまりにも一つ一つの話が長すぎて多分全部書けそうにない。うわーん。ちなみに10作は全部色の名前がついてます。
・苦ミカンの時代は治安が最悪である。おお怖い。

「みんな、無理してるなあ」/セリフ
・119話より、フェイズを見送った時のテスタのセリフ。
・本編通してかなり無理無茶しまくってるのは貴様の方だろうが(再読時の作者の叫び)

妖精/種族名
・ミラースの中で数少ない人語を解する人でないもの。
・三千年の時を生き、人よりも高度な魔法を扱うことができる。
・その実ハエタタキの餌食になっているから哀れ。
・相方に『もっと妖精って幻想的なものじゃなかろうか』とツッコまれたほどミラースの妖精たちは人間臭い。
・戦争の激化で何百年か前に人との交わりを切った。今は群れをつくって森の中に結界を張り住んでいる。

リエナ・ティルモア(26歳)/人名
・最初からヘイズルの横で色々と雑務をこなす人のイメージがぼんやりとあって、それがそのまま具体化した感じ。
・本編中、いつの間にか重要キャラにのしあがっていた人、その2。
・もう主要キャラでもよかったかもしれない。
・一度だけイラスト公開したことがある。短い金髪でライオンヘアーである。
・いつも怒ってる気がする。
・そういや金髪はハルプーとおそろいですね。よくよく考えりゃ金髪少ないな苦ミカン。

レムゾンジーナ/地名
・後半の舞台となる町。
・スイの故郷、滅んで風化した町。
・実は最後まで貴族と戦ったとされる女将軍プリエルの故郷の近くにある町だったりする。あそこらへんの人間は反貴族の人が多いみたいです。
・何気にエスペシア家の本拠も近いしね。




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